【vol.008】太平寿し(野々市駅/石川県野々市市/寿司)


寿司|〜15,000円|おまかせのみ|

地物の食材をユーモアを加えた握りで楽しませてくれるお鮨屋さん。大将の素敵な人柄もとても魅力的な、多数のお弟子さんを輩出する金沢を代表するお店です。

 


金沢駅からタクシーで20分ほど。時間に余裕があり天気も良かったのでJR北陸本線の野々市駅から歩いてみたところ、約30分くらいで着きました。のどかな住宅街の中にあります。

 


店内はカウンター10席、個室になる座敷もあります。可愛い箸置き。

 


ヱビスビール小瓶。ちょっと喉を潤わしたい、でもお腹は膨らませたくないってときに最適な小瓶。ちなみにサッポロ赤星の大瓶もありました。

 


メニューは基本的に「おまかせ」のみ。

 


じゅんさい。プチプチした歯ごたえに、つるんとした喉ごし、さっぱりとした味付けも加わり初夏を感じます。

 


バイ貝の肝煮。酒飲みにはたまらない濃厚な味わい。

 


能登のカレイ。もみじおろしがいいアクセント。

 


能登の赤西貝。香りがすごくいいです。

 


能登のアラ。流通が少ない超高級魚。粗めの塩と白身ならではの甘みのバランスが抜群です。食感もさすが

 


甘海老。こちらも塩で。卵のプチっとした食感、そして肝の旨味もしっかりと。

 


ほたるいか。生をサッと炙って。ワタの濃厚さが格段に違います。香りもいい。

 


宗玄の特別純米酒、純粋無垢。すっきりとした飲み口、寿司にぴったりです。

 


しめ鯖と鯖の棒寿司。身が厚く、鯖の甘みを存分に感じられる絶妙な〆具合。棒鮨の方にはシャキシャキとした食感があったため、何か入ってますか?と伺ってみたところ、ほんの少しだけガリ(と胡麻)が入っているとのことでした。

 


知多半島のトリガイ。なんともみずみずしく、肉厚でジューシー。3つの食べ方で楽しませてくれる大将の心意気が嬉しい。

 


能登のまぐろ。50キロ級のものだそう。サラリととろける脂、なめらかな食感が素晴らしい。

 


キスの昆布〆。ふわっと広がる香りがとてもいい。

 


能登のアカイカ。握りはサッと炙り、このわたと一緒に。刺身は塩、わさび、レモンで。

 


アカイカのゲソ焼き。青柚子とお塩で。

 


奥能登の白菊、純米酒。香りが豊かで、じっくり楽しむのに最適です。

 


のどぐろの酒蒸し寿司。ほろほろとほぐれるジューシーな身、のどぐろ独特の旨味が口いっぱいに広がります。酒蒸しにすることによって全体がまろやかな印象に。絶品です。

 


梅と長芋の巻物。ここで箸休め的な、さっぱりとした1貫。

 


バイ貝。塩とわさびで。歯ごたえがたまらないです。

 


穴子。3日間ゆっくり煮込むというタレが秀逸です。他ではなかなか食べられない味わいでした。ほんのり柚子の香りも。

 


あら汁。

 


コハダ。〆に。中に甘海老のそぼろが入っていました。

 


高谷大将、そのお隣の向野さんは人柄も非常に素敵でして、会話でも存分に楽しませていただきました。

 

今回はこれでジャスト15,000円。ユーモアのあるいろいろな食べ方で最高の食材を楽しませていただき、このお値段。人気が絶えないもの納得です。

握りはもちろん大将が作り出すお店の雰囲気も加わり、満足すること間違いないでしょう。多くの優秀なお弟子さんを輩出されているということもあり、寿司好きとしては1度は訪れておきたいお店でもあります。

 

冬のラインナップも非常に気になりますね。また来ます!(2016.05)


店  名:太平寿し(野々市駅/石川県野々市市/寿司)

最寄り駅:野々市駅(馬替駅)
交通手段:タクシーで約10分(タクシーで約10分)
住  所:石川県野々市市太平寺1-164

“石川県野々市市太平寺1-164”

営業時間:11:30〜14:00
     17:30〜22:30
定休日 :水曜

電話番号:076-248-5131(予約可)
予  算:〜15,000円(夜)
座  席:カウンター席|テーブル席|座敷|個室あり


関連記事

Comment





Comment